ブラックバスは、もともとは北アメリカ原産です。
日本では、1925年に神奈川県・芦ノ湖(あしのこ)に放流されました。
1970年頃から急激に分布域を広げ、
現在では、北海道を除くほとんど全国各地で生息しています。
その後、環境破壊の影響などもあり、今では年々数が減ってきています。
【ブラックバスが生息している水域】
〜水域〜
湖・沼・人造湖・ため池などの止水域を好む。
年間最高気温25度以上になるような止水域が多い。
*注意しなくてはいけないのが、水位の変化が激しいところ。
産卵期を迎える初夏から夏にかけて、
水位が下がるところでは卵が干上がってしまう為、
生息できない。
河川では、流れのゆるい「トロ」を中心にいます。
あまり、流れの速いところはお好きじゃないようです。
(私も、のんびりが好きです^^)
〜水質〜
バスの餌になる獲物が多い富栄養型の水域。
きれいな水のクリア・ウォーターは好きですが、
マッディ・ウォーターにも強いです。
〜水温〜
ブラックバスの適水温は17〜23度ですが、
0〜30度までは耐える事が出来ます。
とはいえ、17度以上の水温が続く
温かい水域に越しことはない(^^)
【ブラックバスがいる場所】
○水深10m以内までの比較的浅場を好む。
○ウィード(藻)・岩・倒木(これらをストラクチャーと言う。)
などにいて、小魚を待ち伏せしている。
*移動もするのよっ!
同じ場所に留まっている訳ではなく、回遊もしています。
夏場なら、水温が低い深場や日陰、
冬場なら、水の動きが少なく水温が安定している
深場へと移動したりもします。